知育ゲーム研究部 〜成長痛 忘れられた知育ゲームたちへ〜
Video will not be published (Available Period: until 10/29/2021 (Fri) 23:59 JST)
【出演】
髙井ホアン(ライター、『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』著者)
【司会】
山崎尚哉(阿佐ヶ谷ロフトA)
ポケモン、ドラクエ、FF、信長の野望、ストリートファイター……。
いっき、燃えろプロ野球、たけしの挑戦状、TIZ、香港97……。
日本のゲーム史を振り返ると、様々なゲームの名が呼び起こされると共に、それに市井のゲーマたちが付けた呼称も付いてくる。
今も人々に愛される偉大な名作ゲームから、所謂「クソゲー」や怪作ゲーム、あるいは阿佐ヶ谷ロフトAでも時折イベントが開かれた不謹慎ゲームも。しかしどんな評価が付こうとも、どんなゲームも人々に何かしらの形で触れられ、思い返され続けている。「すべてのゲームは端子・ドライブ上で平等にプレイされる権利を持つ」……!?
しかしちょっと待って欲しい。
特定の作品とは言えないが、確実に人生のある時期、もしかしたら多くの人々が遊んでいたかもしれないのに、ほとんど言及されないジャンルがある。
子ども向けの、(かなりの確率で)有名な版権キャラクターを伴い、単調な進行ないしプレイヤーに対する過剰な賞賛が行われる、知育ゲーム。
多くのおともだちがおもちゃ屋の試遊コーナーで遊んでいたかもしれない。ゲーム機を買う親の財布を緩めさせたかもしれない。熱心なおとなのおともだちが包装も解かずにコレクションしているかも知れない。
だが、とにかく、大多数はプレイヤーの年齢が二桁になると急速に忘却され、せいぜいゴミかメルカリかジャンク屋行きになってしまう。そんなゲームがある。
彼らもゲームだ。記憶の中ではなく、実際に供養してやるべきでは無いだろうか。いや、供養するべきだ。俺に見つかった縁で供養されなければならない。なあ山崎さん、そう思うだろ。(ハイ)
そんな知育ゲーム供養イベントが、この配信である。
前回から約3ヶ月。未だコロナに悩む世相へのヒントを知育ゲームから得てみよう。ある時は不謹慎ゲームを、またある時は80年代の意味不明なMVを供養してきた我々による、ゲームと人生への愛を込めた教育的かつ反成長的イベントを是非ご覧頂きたい。