かがや かがや いとこひし 2017/11/15 22:03 Facebook에 공유 URL 복사 신고 かがや かがや いとこひしかがや かがや いとかわいねんじのねがひはいくらでもこのわれがかなえてしんぜよう赫(かが)や 赫(かが)や いと恋(こい)し赫(かが)や 赫(かが)や いと可哀(かわ)い爾(なんじ)の願(ねが)いは幾(いく)らでも此(こ)の余(われ)が叶(かな)えて進(しん)ぜよう“では、彼方(かなた)のあの月(つき)を消(け)してみてはくれませんか”なんとも他愛(たあい)のなきことを月(つき)とは朝(あした)に消(き)えるものあれあれ爾(なんじ)とあろうもの可笑(おか)しな戯(たわむれ)れを申(もう)しますかがや かがや いときよしかがや かがや いといとしねんじをぜひにもわがつまにしからばいかがはせんぜよう赫(かが)や 赫(かが)や いと美(きよ)し赫(かが)や 赫(かが)や いと愛(いと)し爾(なんじ)を是非(ぜひ)にも吾(わ)が妻(つま)に然(しか)らば如何(いか)が馳(は)せんぜよう“では、池(いけ)に浮(う)かぶ月(つき)を取(と)ってみてはくれませんか”何(なん)とも賢(さか)しい腕試(うでだめ)し良(よ)かろう直(す)ぐにも御許(おんもと)にあれあれ どうして 取(と)れませぬ否々(いやいや)、しばしのお暇(いとま)をさては水底(みなぞこ)に沈(しず)みやと男(おとこ)は池(いけ)にて溺(おぼ)れ死(し)ぬ赫(かが)や 赫(かが)や いと怖(こわ)し赫(かが)や 赫(かが)や いと険(けわ)し月(つき)が憎(にく)いと今日(きょう)も泣(な)く月(つき)が憎(にく)いと今日(きょう)も泣(な)