刃物のあれこれ

刃物のあれこれ

久しぶりの更新です。
さてさて、色んな方々の刃物を研がせて頂いてますが、研いだ後どれぐらい切れ味が持続するのかというお題です。
車に例えるのは元が整備士だったという理由です。

皆さんの刃物はどこで購入しましたでしょうか?
スーパーやホームセンターでしょうか?
それとも刃物屋さんでしょうか?

「違いがわからないし、ぼったくられるのも嫌なので安いのを買い換え続けてます。」

気持ちはわかりますが、じつは包丁ってそうホイホイ買い換えるものじゃないのですよ。
車を買う時は慎重になりますよね?なんせ財産ですから。

いい刃物ももちろん財産になります。
親から子へ受け継がれたりもします。

ちょっと脱線気味ですが、ここで刃物のグレードをざっくりと分けてみましょう
ぶっちゃけピンキリですけど......

1.   F-1のようなぶっ飛んだ乗り物は料理の世界に置き換えると板前さんが使ったりします。
素材、制作難易度、切れ味、耐久性など色々ぶっ飛んでます。
お値段もぶっ飛んでます。1本ではなく一口(ひとふり)と言ってもいいお値段です。サラリーマンのお給料1ヶ月では足りない物も…

2.   市販のスポーツカーは公道を走る上で「ここまでの高性能なのって必要なの?」的な刃物です。
ここのグレードは刃物にこだわる人が持ってたりします。
お値段は1本1万円を超えるのは当たり前のレベルになります。
有名な職人さんの名前や刃物屋さんの刻印があったりしますが、そこが落とし穴になったり…
このグレードの刃物が個人的には最もぼったくられやすいかもしれません。ご注意ください。


3.   普段よく見る乗用車や軽自動車のグレードの刃物。
スーパーやホームセンターなどの調理器具売り場で見かける刃物です。
調理器具の専門店だと2と3の間のグレードも置いてます。割と高く感じるけど何がいいのかわかりづらいかもしれません。
このグレードの刃物を数年に1度買い換える方が多いと思います。

さて、皆さんはどのグレードの刃物を選んだでしょうか。続きの記事はめっちゃ個人的な感想が多いと思いますが、一旦ここまでとします。

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